人生を変えた30歳からの旅と結婚

人生を変えた!再度ヴィッパサナー瞑想 へ【京都】

今回は、『人生を変えた!再度ヴィパッサナー瞑想へ 京都編 』

三重県に引っ越して1年が経とうとしている時に、2回目となるヴィバッサナー瞑想に行ってきました。1回目は千葉で体験しましたが、2回目は京都で。施設の違いや1回目とは違いや気づきを書いていきます。

 

 

ヴィパッサナー in 京都 (ダンマバーヌ) 


JR京都駅から嵯峨野線・山陰本線で園部・福知山方面に乗り換え。瞑想センターは丹波の山奥にひっそりと存在している。(詳しいダンマバーヌ(京都)への行き方はこちら)

 

広さは千葉のセンターの方が広い為、千葉のセンターの方が休憩時間のウォーキングは歩きやすい。その時のメンバーによるかも知れないが、京都の時の方がはじまる前や終わった後、アットホームな感じ。

 

お天気が悪いと居場所に困る。携帯やパソコンはもちろん、本、ノート、筆記用具なども持ち込めないし、筋トレ、ヨガ、ダンスなどもNG。

 

まあ、瞑想以外の自由時間は刺激物を一切自分にあたえずぼーっとしたり、お風呂に入ったり、身の回りの整理整頓をして過ごす。

(ヴィパッサナー瞑想センターの詳しいルールについては、前回の5ー① 三十路独身女、人生を変えた!?はじめてのヴィパッサナー瞑想!!パート1基本情報。をご覧ください!)

 

 

今回の寝る所、ルームメイト


今回は2回目と言うことで「新しい生徒」から「古い生徒」となる。千葉のセンターはわたしが参加した当時はテントを選ばなければ全員敷布団で休んだ。

 

 

今回の京都では、新しい生徒は大人数で6人くらい!?でベッドで眠る。2回目以降の古い生徒はお布団を敷いて眠る。ルールの中に「古い生徒は高台(ベッド)に寝てはいけない」というのがあるからだ。今回、わたしは2回目なので古い生徒。お布団を敷いて眠る。

 

 

早速、自分のお部屋へ。世田谷から来ていたわたしよりも数歳年上のお姉さんがすでにいた。3人部屋だったけれど、今回は2人で使用するみたい。とても優しい笑顔をする方で、話しやすく、落ち着いている。まずは一安心。

 

 

2回目の参加で気づいたこと


エロスな変な夢を見た日があった!!!

 

 

触ってないけれど、熱い。熱いのだ。熱さを感じている。藤井隆さんの「HOT HOT ! HOT HOT ! ・・・」の「股間が熱くなる〜」のあのネタを思い出したくらい。

 

 

意外といる!?ヴィッパサナ瞑想後に話していて何人かいたのがこれ。なんかエロスな夢見た〜という人。第1チャクラの場所。会陰。なんかフツフツと熱くなっていると言いましょうか。びっくりした!座って瞑想している時もなんかモゾモゾ感じてはいたけれど。わたしの中のエネルギーが活発になったのか!?

 

 

今回の瞑想で出会った人・印象的だった人7人


◉扁平足の女の子◉

シーンと静寂の音がするくらい静かな瞑想部屋をいつもドンドンと足音がうるさい女の子がいた。見た目はとてもおしゃれで、20代の青文字系雑誌を読んでいそうな素敵な女の子。

 

 

わざと足音を立てているわけではないのは知っているが、わたしはその子が歩くたびに、歩き方の癖が気になっていた。

 

 

数日間、耐える。そしてわたしのココロの動きを観察。この子と話したこともないのに、もう歩き方だけでちょっとイヤってなっているんだなー。

 

 

そしてついに気付く。この女の子、足首が硬いのだろう。足首をしっかり動かして、足の裏の筋肉をちゃんと使って歩ければ彼女もさらに健康になれるのでは!?そして、ドタドタ歩きがなくなってわたしもうれしい。

 

 

◉世田谷から来たお姉さん◉

お部屋が一緒だったお姉さん。このお姉さんにはとても印象的な言葉をもらった。「将来のパートナーは子宮で感じてみたら??」

 

 

「ん?子宮で!?」とはじめは困惑したが。彼女が言いたいことは、「頭でパートナーの条件ばかり考えていないで、もっと本能で感じればめぐり合いを見逃さないのでは?」ということを言いたかったみたい。

 

 

さらに、わたしが「最近、わたしはパートナーが本当は欲しいと思っていることに気づいたから、積極的になってみようと思う。どんどん自分から〜」と話すと、彼女は「なんか話を聞いていて、まるで狩りにいくような強い意気込み!男性性が強いから、もっと女性らしく構えていてもいいじゃない!?」

 

 

なんか「グサッ」とではなく、「クサッ」と優しい細い針でドンピシャリのところを刺された気分。前と違って恋をすることにポジティブになれていて嬉しかったけど、「もっと肩の力抜かなちゃねっ!」ってことなんだなと痛感。

 

◉50代のお姉さん◉

このお姉さんとは会話が解禁となっている9日目の夜に話した。子育てやら家族の問題が山積みで、この何十年間は人生大変だっだとのこと。でも、今回こうやって10日間(正確には12日間)の時間が作れてこの機会を得れたことに感謝していると。

 

 

黙って話を頷きながらお話を聞いていると、あなたにとってはどんな気づきがありましたか!?と質問してきてくれた。

 

わたしは、「今までパートナーが欲しいのか?まわりに合わせて彼氏を作らなければならないのか?結婚しなければならないのか?モヤモヤする日が続いていたけれど、パートナーが欲しいという自分のココロの声を再確認できて、「女」として生きていきたいんだなと。今はどこに行けば好きな人に会えるのかなと少しワクワクしています。」と答える。

 

 

すると尽かさずお姉様、「ヴィパッサナの瞑想会とかで知り合って結婚した人いるみたいよ!出会いがあるかもしれないからボランティア参加したりしてみては?」

 

 

確かに!タバコ・お酒の習慣がなく自然が好きで世界を旅している殿方と出会うチャンスは、合コン・飲み会・結婚相談所に行くよりも瞑想会に行った方が確実に可能性が上がる。け・れ・ど・も・・・

 

 

最後は2人で「下心♡を持って瞑想会に参加するって本末転倒だね!!」と笑い合いお互いの部屋に戻ることにした思い出。

 

◉いつもニコニコしたデザイナーの女性◉

お洋服のデザイナーをしている女性。染物なども作品に取り入れているみたい。笑顔が優しくて瞳がとっても綺麗。

 

 

この女性との思い出というと、「ツインソウル」や「アヤワスカ」などの話をしたのを覚えている。

 

 

ヴィパッサナに参加して思ったことの1つに、ヨガやリラクゼーション、ヒーラー、自然農、食事法にこだわっている人、旅人と共に参加率が高いのがスピリチュアル系の仕事をしている方や興味を持っている方。

 

 

普段の生活で出てこないワードがたくさん出てきて、おもしろかった。わたし個人的には興味がゼロではないが、熱心過ぎる人とだと温度差を感じてしまう。この女性はサラッとお話していたので「お話できて楽しかった!」で終われてよかった。

 

 

◉世界を1人旅行できるバックパッカーの女性◉

貿易関係の仕事を退職し、現在も旅の途中、どこかの国(忘れた)とオーストラリアと2カ国ワーホリに行ってきた女性。同い年だった。

 

 

オーストラリアは時給が高く、シェアハウス+自炊で節約したからお金を作ることができたと言っていた。

 

 

さらにこの方の恋愛事情はというと、旅の途中で10歳近い年下の男の子に告白されて現在は遠距離恋愛中!! バスの移動中に急にチューされたらしい。ワ〜オッ。

 

 

こんな運命の出会いって憧れるなあ〜とニヤニヤしながら話を聞いていた。ちなみにこの女性、その彼氏と結婚して今はママになっている。生まれ育った県を飛び出して、結構離れたところに嫁いで。

 

 

贅沢な旅でない、バックパッカーの旅は飾ることができない人間の本性が見れると思う。自分の生命力をフル活動している旅での出会いは、おめかしして綺麗なレストランでデートするよりもわたしは価値を感じる。

 

 

◉美人かっこいいコースマネージャーは旅マスター!?◉

英語が堪能な女性だった。瞑想の途中で1人ずつ指導してくれる先生に質問できる時間が何回かある。私の時は男性の外国人の先生だった。

 

 

英語が話せる人は、直接自分で先生に瞑想のやり方が合っているのか?など質問していた。わたしの場合はこのコースマネージャーが先生とわたしの会話を繋いでくれてた。

 

 

わたしが行った時は3月上旬。山奥の京都はかなり寒かったのだが、彼女はキャミソールとストールという薄着。チャキチャキしていて生命力を感じる女性。

 

 

同じ女性から見てもカッコいいなと感じる。何日目か忘れたが人参のリゾットがご飯の時間に出たことがある。これは彼女のアイディアらしい。とってもおいしかった。

 

 

さらに瞑想コースが終わり、バスに乗って帰っている時に少しお話しできたのだが、バックパックで自然豊かなところに何十カ国と旅をした経験があるんだとか。

 

 

わたしは1ヶ月後に、タイに行くといくことを話すと、「タイは観光で成り立っている国だし旅行者に優しいよ。1人で旅初心者でも行きやすい国!」と不安なわたしを励ましてくれた。

 

 

タイは物価も安いけれど、いざという時にちゃんとお金を使って自分を守れるように、節約できるところはしながら旅行するといいと思うよって教えてもくれた。

 

 

ヴィッパサナ終了後、三重で最後の1ヶ月間の勤務を終えて、わたしは2ヶ月間タイへ。コースマネージャーだったお姉さんもタイに急遽来ることになり、タイで一緒にご飯を食べれたことはとてもうれしい思い出。

 

◉剣道が得意なタイマッサージ セラピストの女性◉

この人との会話で次に行くタイ・チェンマイの旅行の仕方が変わった。わたしの中ではかなりのキーパーソンである。

 

 

瞑想センターからバスに乗り、さらにJRで京都駅に向かう帰りの電車で少し話せた。わたしがこの後は仕事を辞めて、タイへタイマッサージ の勉強をしに行くと話す。

 

 

するとこの女性、「わたしはタイから帰ってきたばかり。ヴィッパサナ行く前にタイマッサージの勉強しにチェンマイに行っていたんだー」だって。

 

 

チェンマイ!!!?実はわたしもバンコクではなくチェンマイに行く。マッサージスクールも実は悩んでいる。どこかおすすめはあるか?わたしは英語は苦手だから、早く泊まるところも決めたい。飛行機のチケットはもう取ってしまったから。といろいろ質問していると、彼女はひとことこう言った。

 

 

「タイに行くのに、そんなにガチガチに予定固めるのもったいない!」

 

 

わたしは、続けて、「いやあ〜、旅行慣れしていて、英語話せる人はいいけれど、1年前に初めて飛行機1人で乗ってインド行った時、入国することですらいっぱいいっぱいで大変だった。だから今回はちゃんと段取りをしておいた方がいいというか・・・」

 

 

すると彼女は、「謙遜とかじゃなくて、わたしも英語は別に得意じゃない。けれど、ゲストハウスは選び放題だし、どうにか出来ちゃうのがタイのいいところ!笑。ほら、この10日間でちゃんと目を見開いて正しい判断するとか変化を受け入れるとか・・・講話も聞いたりしたじゃん!とにかくどうにかなるのがタイ。」

 

 

はじめは半信半疑だったが、彼女の言っている事を信じることにした。次のタイ行きはわたしにとってはチャレンジの旅。

 

 

初日こそ、深夜23時にチェンマイ空港に到着の為、送迎ありのホテルを1泊とったが、それ以降はその場の自分の気持ちに正直に寝床を決めよう。行ってみたいところ、やってみたいところはその時の気分で決める。わたしの気持ちに正直に行動する練習をしてみようと。

 

 

旅行慣れしている人からしたら大袈裟だと思うが、1人海外旅行に重たい鎧をつけて行くのをやめて素の私で最低限のプランと共にリュック1個で行くことを決めた。

 

さいごに・・・


仕事を休んでお休みを頂けたことに感謝。働きながら10日間+前後1日、つまりは12日間を開けると言うのは職場の方の理解があってこそ。

 

 

会社勤めの方だと、「12日間もどこに?」なんて気軽に質問されて、「瞑想に行ってきます・・・」とは言いにくいなあと言う方もいるでしょうが。禅の旅行を友達と一緒に行くので〜なんてまろやかに職場に言ったという方もいた。

 

 

ヴィパッサナーで出会う方は旅の最中だったり、仕事を辞めて次のスッテップに進む準備をしている人など人生の節目にいらっしゃる方が目立つ。

 

 

今回のヴィパッサナでは瞑想中の気づきはもちろんだが、人との出会い、会話から次のステップに進むヒントをたくさんもらえた。

 

 

そして、最後に。ヴィパッサナ瞑想センターでは、勧誘や洗脳など一切ない。宗教でもない。自分でいくら払うのか決める寄付のみで成り立ってる施設。(持ち合わせがない人は後日でもいいし、物や草むしりなどの労力で支払っても良い。)

 

 

興味を持った方はコチラ→日本ヴィパッサナ協会 

 

 

次は「タイマッサージ を勉強しにタイ・チェンマイ に行ってみた!」この旅がわたしの運命を変えることになろうとは!!