人生を変えた30歳からの旅と結婚

はじめての富士登山 【富士山 静岡/山梨】

はじめての富士登山

日本一高い山に登ることで、何かが変わるのだろうか!?

少しの期待を込めて登った三十路女の思い出を書いていきます。

雪のない夏の富士山も好き。

 

 

三十路女が富士登山!


30歳。周りは家庭を持ち出して、新しい人生を歩み出していて・・・。

 

好きな仕事をして、毎日も楽しい。けれど、このままでいいのか…と悩むお年頃。

 

30歳の誕生日に書いたやりたいことリスト。その中の1つが富士登山。

 

モヤモヤしている日常から飛び出しで、気持ちを切り替えたかったのです。

 

 

はじめての富士登山は高速バスで出発!


東京駅鍛冶橋駐車場から富士吉田口5合目まで。2時間半くらいで到着。

 

富士山の8合目で1泊(トモエ館)+登山後に温泉に入ってから帰るというプラン。

 

高速バスで富士山へ。ヨガ友と一緒に日本一高い山に登ることにしました。

 

 

 

富士山 1泊2日の旅の持ち物


⚫︎THE NORTH FACE のバックパック⚫︎

私は30ℓのバックパック。何リットルにすか店員さんと相談しながら決めました。

 

「富士登山で1泊、山小屋に泊まるなら30ℓでも大丈夫だよ。背負うのあなただし、重すぎてもね。」とアドバイスを頂く。

 

1合目から自力で頂上目指す!とかではなかったのでこれで十分。私は普段から荷物少なめなのでインドやらタイにもこのバックパックで行けました。

 

色は黒。ワンピースとかにもあわせられますし。山は好きだけど、そう頻繁には登らないから普段使いできるかが大事。

 

 

 

 

⚫︎ハイドレーションバック⚫︎

リュックを降ろさなくても水分補給ができるように、ハイドレーションバックを購入。水筒なんかだと1回1回リュックを下ろすのがめんどくさい!水分補給は大切。こまめに取りましょう。

 

 

 

 

⚫︎登山靴⚫︎

はじめての登山靴はKEEN。

雨の日や寒い冬には大活躍。山登り後も普段使いできる!足が幅広な私にKEENはぴったりでした。(高校生の頃はハルタの3Eのローファーだったなあ。)

 

防水なので長靴を持っていない私としては、雨の日も晴れの日も普段使いができたので買ってよかったです。足幅が広くても、厚手の靴下を履いても最後まで不快なく履けました。

 

ただ、普段はきれいめの格好をするから買うのはなあ…と悩んでいる場合はレンタルでもいいかもしれません。わたしは購入しましたがレンタルもあるみたいです。登山グッズレンタルはこちら ご参考まで。

 


⚫︎その他⚫︎

飴ちゃん。チョコ。梅干し、ヘッドライト、日焼け止め、リップ、帽子、生理用品、薬、サングラス、タオルや手ぬぐい、フリース 、雨具(ゴアテックスのジャケットとズボン)などなど。

 

ディズニーで購入したであろうポンチョ型のレインコートを着ていた人がいましたが、雨の中、下から強い風が吹きポンチョがめくれて、ずぶ濡れになっている人がいました。

 

雨具はしっかり用意しないとですね。上下分かれているタイプのゴアテックスのものが良いでしょう。私はパタゴニアで購入。

 

昼間は暑く、深夜、早朝の山の上は恐ろしく寒い〜。暑さ対策と寒さ対策両方必要!そうそう、道具を使わずに登りましたが、折りたたみ式のポールがあってもよかったかなと思いました。(折り畳めないと逆に荷物になりそう・・・)

 

 

8合目に到着!宿泊先はトモエ館 


今晩の宿泊先トモエ館に到着。8号目にはいろいろなドラマがあるようで。

 

到着するなり、泣きわめいている外国人女性。具合が悪くて辛くて泣いているのか、下山しなくてはならず悔しくて泣いているのかは不明。

 

他にも彼女が口元にタオル。気持ち悪そう。彼氏はやさしく彼女の背中さすっている。グループで来ていたように見受けられましたが、気持ち悪そうな彼女と彼氏だけが仲間に見守られて下山。

 

 

 

晩ご飯はカレーライス


 

 

いつもなら残さず食べる私ですが、具合が悪くて食べれない。

 

なかなかスプーンのすすまない私に、スタッフの人が、「食べれなかったら、無理して食べないで。残してね!」

 

無理して食べると、酸素が胃に集まり酸素の体の巡りが悪くなるから。

 

残念だったけど、カレーライスを残すことにした。給食でも残したことがない大好物のカレーライスを。。。

 

ちなみに、山頂後、下山前の朝食は簡単なお弁当でした。

 

 

山荘の寝床


 

ズバリこんな感じ。

 

 

こんなに知らない人と近くで寝るなんて。どこでもすぐに眠れる私だが、この時は上手に眠れなかった。熱っぽさを感じ、下山するか悩んでいたってのもあるのですが。

 

冷えピタを貼り、少し横になったら回復できたのでよかったです。

 

押入れみたいなところに、布団1枚に2人で寝るくらいのスペース。中腰で、いや四つん這いでの移動です。正直、心地よくはない。

 

どんどん奥からつめて寝るのですが、布団1枚を知らない女の人と一緒に共有。女子エリアだったので、知らないおじさんが隣とかそのような心配はご無用。

 

 

夜中に出発!頂上目指して!


外に出ると頂上に向かってみんなのヘッドライトが列を成している。これが綺麗なんだな。渋滞の為、かなり小股で歩く。このくらいの早さがちょうどいいかも。

 

後になって思うのは、この8合目からてっぺんまでがきつかった。暗闇でライト片手に登山人を案内する人は「後少しだよー頑張ってー」と何人もに声をかけられたけれど、全く “後少し” ではない。

 

途中で「靴紐が取れてますよ」と教えて頂き、靴紐を結び直している間にヨガ友とはぐれる。手を繋いで、万歳して一緒に頂上に着きたかったのに。

 

大学生であろう数人が「負けないで♪」を歌い始めたので、わたしも一緒にココロの中で一緒に口ずさむ。24時間テレビのマラソンでゴール前の時、やたらリピートで歌いますよね。あの感じ。

 

あ〜、大学生達がうらやましい。わたしも友達と励まし合いながらゴールまで頑張りたかったよ。

 

そして、ついに!

 

てっぺん到着!!

 

やっと着いたとくたびれていると、こちらを向いて手を振る長身の女性。ヨガ友!!

 

ぎゅっとハグして思わず涙が。達成感を味わえるって素晴らしい。

 

 

雲海は最高!


 

残念ながらお鉢巡りは強風のため中止。

しかーし、雲海はとってもキレイ。

 

 

ああ、1度でいいから飛び込んでみたい。1度だけなら飛び込むことはできるのか。決して戻っては来れないけれど。笑。

 

頂上では1つ700円!?するカップラーメンをフーフーしながら頂きました。頂上で食べるカップラーメン最高。

 

 

 

さいごに


生きている間に登ってみたかった富士山。30歳という節目の年に無事登ることができました。これも人生を変えた旅のひとつ。また、いつか登ってみたいです。

 

印象的だったのが、トイレ。臭いトイレを想像していましたがきれいでした。誰かが掃除してくれているんだなって。5号目のトイレは泡で流すタイプ。

 

万が一、生理になってしまった場合はナプキンは持って帰りましょう!間違って流してしまう人、意図的に流してしまうなんてことはないと思うけれど、つまったナプキンはスタッフの方が手作業で取っているとなんかの記事で読みました。。。

 

このプチ旅行あたりから、やってみたいことをやってみる!ということの大切さを知り、秋にはインドに行くと決意できました。達成感を味わえるって最高!

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。インド旅行編などもぜひご覧ください!!