タイ・チェンマイ!はじめてのビザラン。
当時のルールだと、タイ王国は1ヶ月までしか滞在できなかった。(今もかな!?)
1ヶ月を迎える前までに別の国に出なくてはならない。
そこで私はミャンマーにビザランすることに。
はじめてのビザラン
初ビザランはエージェントを通すことにした。
タイ人の親子が運営している会社。
ちなみにビザランとは滞在期限前までに、一旦近隣諸国に出国し、再入国すること。
ビザラン当日。
待ち合わせの朝9時よりも前にエージェントから渡された手書きのメモを見ながら、確信を抱けない待ち合わせ場所に到着。
ここであっているのか?と一気に不安がよぎる。
確認するために電話をしたいが、携帯は使えない。
今思えば2ヶ月もいたので、携帯をどこでも使えるようにしておけばよかったのだが…。
SIMカードを変えたり現地で携帯を借りたりせず、カフェやゲストハウスのWi-Fiを利用していた。
そんなこんなで待ち合わせの9時が過ぎ・・・
猛烈に不安。
なんかあったのかな?送迎車が来ないー。
いや、ここはタイ。日本みたく時間ぴったりを期待してもしょうがない。
道路混んでいるし少し遅れているだけだ!と自分に言い聞かせて、もう少し待つことにした。
相手は私がビザランしたい人ってわかるのか!?
普通に立っている人だと思われないだろうか?
どんな車で来るかわからないので、私から気づけない。
ちゃんと見つけてもらわないと。
どんどん焦る。
もう少し待つことにした。
ターペー門ではなくて、確かチャンプアック門とか名前がついていたと思う。北の門。
歩いている、自転車に乗っている人、車やバイクが通るのを見ながら、ただただ時間が過ぎていく。
昭和のまち合わせってこんな感じか!って思い出させてくれる。
緊急で何かあったら時のために電話番号を書いてと言われ、ゲストハウスの電話番号を書いた私。
何か連絡でもきているのだろうか?
まあ今更、ゲストハウスに戻ったところですれ違いになりたくもないし待つしかないかあ。
すると1台の真っ黒なワゴンが私の前で停まった。
刑事ドラマで悪い人が連れ去るときの車。
とにかく扉が開いたので中に入ってみる。
薄暗い車内には、すでに10人弱が乗車。
日本人は私だけ…っぽい。
乗り込んだらすぐに出発。
名前を確認され、スタッフの人が持っていたメモに✔︎が入ったのをみて一安心。
ミャンマーに行ける!ビザランできる〜!
陽気度100%のスペインの女性
チェンマイからミャンマーまでは片道4時間くらいだった記憶がある。
ミャンマーに向かう道中、はじめは2人掛けシートに1人で座る。
トイレ休憩を挟み、席に戻るとスペインの女性が隣に座ってきた。
ガッツリ腕ににタトゥーが入っていて、お目々ぱっちり。
お洋服のデザイナーをしているとのこと。
英語の話し方もスペインっぽい。
彼女は巻き舌が得意!
自分たちの国の話をしたり、タイで行ったよかったお店の話をしたり。
私のつたない英語を理解してくれるありがたいタイプの人。
とてもフレンドリーで開放感満載なお方。
はじめは楽しく話していたのだけれど、途中からリバース注意報が私の頭をかする。
かなり道が悪くお尻が座席から浮くことが何回もあった。
腹ぺこの気持ち悪さと車酔いでかなりにヤバイ状態に。
バスを停めてもらい、私はスッキリすることにした。
そんな時、彼女は一緒にワゴンを降りて、お水をくれたり、背中をさすってくれたりとても優しかった。
そういえば、帰りのバスの中で「私の宿泊しているところの下にはおいしい日本定食屋がある!一緒に食べに行こう」と猛烈に誘われて。
結局、夕ご飯を食べに行ったのだけれども、(確かに鮭定食はとても美味しかった)
夕食後は私のゲストハウスまでバイクで送ってくれた。面倒見が良いお姉さん。
ミャンマーとの国境に到着
途中でトイレ休憩とお昼ご飯を済ませて、少し経ったらミャンマーとの国境に到着。
国境では「あいのり」みたくジャンプすると決めていた。
スペインの女性はその瞬間を写真に撮ってくれた。
後で見返したらジャンプ前になってしまったけれど。まあいいか。
手続きは流れるように終了。
とても簡単だった。
ミャンマー滞在わずか10分!!
このために1日を費やすのかあー。なんだかなあ。
タイマッサージ の学校を休んでのビザラン。
行って帰ってで1日が終わる。
もっとミャンマーも見たかったなあ。
ミャンマーの露店でライチを購入し、即ワゴン車に戻った。
さいごに
滞在するために他の国に出て、再度入国。
たった10 分でできるのも、陸続きだからできること。
島国日本ではできないもんなあ。
県をまたぐように国を行き来できるっておもしろい。
割愛しましたが、ビザランで出会ったスペイン女性とイスラエルの女性と乗客最後の3人となり、たくさんお話しました。
それはそれは肉食女子で冷や汗をかきながら会話したのを覚えています。
こじらせ女よりの私には過激過ぎて。。。
まあ、それも旅のいい思い出です。
※タイってビザのルールがちょこちょこ変わるので、行く際にはしっかり調べて行った方がいいですね!