人生を変えた30歳からの旅と結婚

【国際結婚】夫が日本の料理を知らないから救われた話

 

料理ができない女が国際結婚したら・・・


わたしは料理が苦手です。

 

男性と付き合う時は、料理できない事がバレるのが怖くてなるべく料理を振るまわない状況を選んでいたように思います。

 

わたしはお米が大好き。米+しらす、米+納豆、米+鮭だけで幸せ。旅館の和朝食なんて私にとってはパラダイス。次の一口何で食べようかな?っていつも嬉しい悩みの中で食べていました。

 

夫は料理好きで、スパイスにもこだわる。ちょこちょこ自分で作って食べる人。お腹を満たせれば良い!炭水化物があれば生きていける!という人間ではありません。

 

結婚前の「彼女」の時って、料理できなくてもなんとかごまかせると思うんです。でも、一緒に住むってなると、ヤバイ。(タイと京都のシェアハウスで一緒に住んでいました)

 

料理ができないことをいつバレるのか!?今のうちに練習しなくては!!なんて焦っていました。が、今回は夫が日本の料理をあまり知らないから救われた〜という話を書いていこうと思います。

 

 

夫のごはん 蕎麦編


まだ京都のシェアハウスに来て間もない頃、「ただいま〜」と少し遅めに帰ると、彼は1人リビングでご飯を食べていました。

 

見てびっくり。

 

蕎麦を茹でただけで、何も付けず、そのまま蕎麦をすすらずに噛みながら食べている。

 

麺つゆもなし。薬味も海苔もなし。

 

「ユカリ、そばおいしい!」

 

なぜか、うれしそう。。。

 

ネギとわさびの入ったそばつゆをすぐに用意して渡すと、

 

「こっちの方がおいしい!」

 

はじめの頃は、こんな簡単なことを教えてあげるだけで喜んでくれたので、料理ができないことを日本文化の基本を教えるってことでカバーできていたように思います。

 

夫のごはん お餅編


 

別の日、仕事から帰ると またまた1人、リビングでご飯を食べている彼。

 

今度はお餅。

 

切られたお餅をトースターで焼いてそのまま何もつけないで。

 

「ユカリ、お餅おいしい」

 

お餅だけ?味ないよね…と疑いながらも、

 

醤油をつけて海苔で巻いて「食べてみて」って渡してみると、

 

「こっちの方がおいしい!」

 

ただの磯部巻きで喜んでもらえる。

 

まだ、バレていない。わたしが料理ができないことを。。。

 

 

夫のごはん 生姜焼き編


 

苦手なりに、頑張って生姜焼きを作ってみたところ、

 

「ショウガを入れてお肉焼くアイデアすごくいい。自分で考えたの!!?」

 

「いいえ。日本の家庭料理。」

 

日本国民全員知っている、一般家庭の食卓に並ぶ料理。

 

そんな誰もが知る国民的日本料理の生姜焼きや豚汁でさえ、30過ぎまで作ったことがなかった私。

 

結婚相手が外国人だったので、料理ができないということがバレるまでに時間稼ぎができました。

 

しかし、数年後にはズボラで料理が苦手なことはすぐにバレて、家事のことで喧嘩をすることが多くなります。。。

 

どんなことで喧嘩するのか?はまた今度。

 

 

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